新人薬剤師が自信をもって調剤・鑑査・服薬指導 するために必要な3つの行動

今日は新人薬剤師がするべき3つの行動を伝えるよ!

現在、私は病院薬剤師3年目に突入したのですが、
新人のころを振り返ると(今も新人なのですが(笑))、これをしてた時成長したなとか、これを確立したから自信もって患者さんと話せるようになったなということがいくつかありました。

今回は少し先の道を進む先輩として、「新人薬剤師が自信をもって調剤・鑑査・服薬指導をするために必要な3つの行動」について話したいと思います。

目次

そもそも、自信がない原因は?

そもそも、新人薬剤師が調剤・鑑査・服薬指導する際、自信がない原因ってなんでしょう?

新人薬剤師は圧倒的に経験がありません

それはすなわち、
①活用できる知識や考え方が足りないこと(情報不足)
②コミュニケーション能力がたりないこと
③その他(怖いという気持ちなど)

の3つに直結していますし、これが自信をもって行動できない原因と言えます。

では、それをどう改善していけばいいのか。それぞれの原因に対して、対策を立てていけば、自信がついていきますよね!というわけで、それぞれ見ていきましょう!

”知らない(情報不足)”を改善するには…

知らないことに直面すると、人は大丈夫かなと考え、それは、自信のなさへとつながっていきます。もちろん、”知らない”を改善するには、もちろん、”知っていくこと”が大事ですね。

具体的には、
・勉強会に参加する
・本を読む
・インターネットで調べる

などです。

私はよく、メーカーに問い合わせをしています。メーカーはその製品のプロなので、自分よりも知っていることが多いです。平日の昼間しか基本的に聞けませんが、すごく勉強になります。

こないだは、なんでジスロマックは一週間効くんですか?という質問をして、自分なりに納得できました。【ジスロマックに関してはこちら】メーカーにとっては、変な薬剤師かなと思いますが、良い活用法だと思ってます。(笑)

あと、個人的には、「資格を取る」も効率よく学ぶために良いなと思います。私は現在アレルギー療養指導士(CAI)の資格を取ろうとしているのですが、アレルギー関係の勉強がすごく頭に入ってきてます。資格勉強はオススメです!

コミュニケーション能力を向上させるには…

コミュニケーション能力に関しては大きく2つです。
①引き出しを増やす
②自分なりの型を作る

①引き出しを増やす
患者さんと話せない原因の一つは、やはり、「何を聞いたら分からない」からというのもあります。それは、知識不足になってくるので、知識を増やすの欄を参考にしてもらえたらと思います。

②自分なりの型を作る
自分なり話すときの型(フレーム)を作ります。例えば、私の初回面談は、以下のような流れですると決めています。フレームを一回作ると、すごく楽ですし、自身も付きます!ぜひ、自分なりのフレームを作って、実践してみてください。

その他(気持ちなど)

なかなか先生や看護師さんと話せない、失敗したくないという気持ちから、行動できない事もあります。知っていてほしいのは「新人は失敗して当たり前!」

新人なんだから、知らなくてもしょうがないと許される空気はあります。逆に、年齢を重ねると、5年目なのに知らないのかみたいなことになります。新人の内に沢山経験して、学んで、優しい知識と経験豊富な薬剤師になりましょう!

最後に:行動あるのみ!!!

新人薬剤師に言いたいのは、とにかく行動していきましょうってことです!

私もまだ3年目で新人なんですけど、いろいろやらかしてます。本から得た知識をそのまま服薬指導に活かそうとして、患者さんに笑われた(失笑された)こともありますし、医師とうる覚えの知識で話して違った事を言ってしまって、後で謝った事もありますし、緊張で支離滅裂になることは日常茶飯事です。

それでも、先生や看護師さんや患者さんに頼ってもらえたらうれしいし、がんばろうってなります。成長できたのは、やっぱり行動していったから!だから、いろいろやってみましょう!

でも、行動しろって言っても、具体的に言ってよ!となると思い、今回の記事にしました。「知識を増やす」「フレーム作る」「積極的な気持ちでやる」この3つを気を付けて行動してください。

皆さんの行動を、成長を楽しみにしています!お互い積極的に行動していきましょうね!